キャリアコンサルタントに成った動機

同苦の方々と友に苦難を乗り越えて生きたい!

私は20年、発達障害当事者の会に関わって来ました。その中で、悩みを相談したり、発達障害のよくある話に共感したりするだけでなく抱えている問題に対して、具体的なプロセスや解決策を参加している皆で一緒に考えていく会を目指して来ました。
そこには、発達障碍者のみならず診断を受けてはいないが、そうかもしれないというグレーの方が、入れ替わり立ち代わり仕事などの相談にいらっしゃいます。
そうした中で、私の拙い経験や知識でアドバイスしていくだけではなく、もっと的確な対応が取れないか様々な情報を探しておりました時にキャリアコンサルタントの資格が目に留まりました。
そこで、できればキャリアコンサルタントの資格を取得し相談会で悩みを相談に来られる方に適切な対応を取れたら皆の幸せに繋がるもと思ったのが発端です。
そこから3つの理由でキャリアコンサルタントを志すことを決意します。
第一に この発達障害者の就職は、まだまだ進んでいないと感じております。
一方で、就職できたものの、職場で苦しんでいる発達障害者も多数存在します。そして、その解決方法としては、その職場内で解決する、異動願いを出す、転職する、 起業する・・・、などなど、選択肢は多数ありますが、あらゆる要素を整理した上で、総合的に判断することが必要となります。 その問題の洗い出しと優先順位の整理のお手伝いをするのが、キャリアカウンセラーだと思うので、この発達障害(グレーを含む)分野の専門のキャリアコンサルタントが必要と志したからです。
第二には、同苦の方々と共に幸せに成って行こうと云うライフワークが在ります。
そもそも当事者会に関わりを持った切っ掛けは、私、発達障害ゆえの鬱で小さい時から苦しんできました。 何をやっても遅いし間違うし的外れな言動で上手く社会に適応できず辛い思いをしました。 これは、私の宿命であると考えております。
この現状を何とか乗り越えようと、これまで様々な療法・セラピーを学び、また、いくつもの自助会や支援団体、専門機関などに行き、何とか今まで生きてきたという感じです。
そういった活動から私は、 発達障害またはそれに気づかず未診断の人や、貧困で苦しんでいる人等々、全ての人に共通する「生きづらさ」。
この「生きづらさ」をキーワードに、皆様と繋がり助け合うことが 出来たら幸いとの思いからピアサポターとして、相談会を立ち上げました。
そして、こらから「障害をマイナスとのみ捉えるのでなく、障害を持つゆえに体験する様々な事象を自分自身のため社会のためポジティブに生かして行く」夢 をキャリアカウセリング積極技法での自己開示に生かすことができたらと考えております。
誰しも宿命はあると思います。 しかし、宿命を真っ正面から見据えて、その本質の意味に立ち返れば、いかなる宿命も自身の人生を深めるためのものであるような気がします。 そして、宿命と戦う自分の姿が、万人の人生の鏡となっていく。
すなわち、宿命を使命に変えた場合、その宿命は、悪から善へと役割を大きく変えていくことになると私は考えます。
『宿命を使命に変える』ことが自分の為もしくは、その姿を見てくれた人への影響は良いものであると私は確信しています。
例えば、黒沢ネガポジ先生が中卒でも、これだけ社会で成功を収められている姿を見た学歴コンプレックスの方は勇気を持たれる方も多いのではと思われます。
ですから、どんなネガティブなことでも、自分の使命であると受け止めて、前進し抜く人が、宿命転換のゴールへと向かっていくことができると私は確信しております。
第三に、ではどのようなキャリアコンサルタントに成りたいかと云うと
■「支援する人と される人」ではなく、「人間対人間」の関係性を大切にする。
■社会を「個人の認識を映すもの」と捉え、チェンジ・エージェントの役割を 果たす。
■相談者の自己概念の成長と社会の成熟を促す。
■キャリアを仕事だけではなく人生の軌跡と考え、ライフスパンの中でライフロールの充実を図る。
この4点を実行するに当たり留意して行きたい殊は、キャリア・カウンセラーの仕事は適職の発見に留まりません。
仕事に関する悩みは、その人の価値観・人生観と深く関わっています。
私のミッションは、クライアントが自分自身と向き合い、自身の価値観・人生観を再発見し、自己理解を深め、自信を持って仕事に臨めるまで、親身で丁寧なカウンセリングを行い、自己実現のお手伝いをすることです。
クライアントの今(状況・見通し、価値観・人生観など)をきちんと聴いたうえで、最良の結果を導くと思われる道筋を描き、その為のステップアップをどのように図っていくかを、クライアントの気持ちに寄り添いながら、共に考えていくことがキャリアカウンセラーの使命です。
その意味では「先生」ではなく、「一番理解のあるサポーター」でありたいと思っています。
一人で考えていると「ぐるぐる」になってしまうことが整理されて、前向きに進んでいく、クライアントの意思で現実に立ち向かう勇気を後押ししてくれる人がいる。
キャリアカウンセラーを活用するメリットは、何といってもそこにあると思います。
以上の様なキャリアコンサルタントの理想像を抱いております。
以上の3点の中で述べてきた私の理想のキャリアコンサルタント像に どう近づくことができるかが課題です。
そして、私の強みは、様々な業種を経験してきたことです。公務員から始まり金融、運送、美術、土木建築、警備、IT、アパレルなど色んな業界を見てきたことです。その経験を生かし、単なる職業紹介・進路指導に留まらず、雇用のミスマッチの解消やキャリア開発を担う専門家としてのスキルを身に着ける努力を心掛けています。
私(林田 浩次)は毎週日曜日に「こくちーず」で募集して発達障害専門進路相談と云う相談会もボランティアで主催しております。